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瓦は台風で飛ばない?今の瓦屋根の固定方法「ガイドライン工法」とは

2 日前
読了時間: 4分


「瓦は台風や強風で飛ばないの?」


「瓦は屋根の上に並べてあるだけなの?」


このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。


現在の瓦屋根は、瓦をただ並べているわけではありません。


くぎやねじなどで固定し、地震や台風などによるずれや脱落に備える施工方法が定められています。


今回は、瓦屋根の固定方法と「ガイドライン工法」についてご紹介します。



ガイドライン工法とは?


ガイドライン工法とは、「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」に基づき、瓦を適切に固定する施工方法です。


2022年1月1日からは、瓦の固定に関する基準が強化されました。


以前は、軒やけらば、棟など一部の瓦を固定することが定められていましたが、現在は原則としてすべての瓦を固定します。




出典:国土交通省「瓦の緊結方法に関する基準の解説①(昭和46年建設省告示第109号)」を加工して掲載


以前の基準と現在の基準では、瓦を固定する範囲が大きく変わっています。



瓦はどのように固定するの?


瓦の固定方法は、瓦の種類や屋根の場所などによって異なります。


屋根の中でも、軒やけらばなどの端部は、風の影響を受けやすい部分です。


たとえば軒やけらばでは、3本のくぎ等(くぎ又はねじ)を使用して緊結する方法が定められています。


実際の施工では、次の写真のように瓦を留め付けていきます。




軒先の瓦を3点で固定している施工中の様子です。瓦の種類や屋根の場所に応じた方法で、しっかり留め付けます。


この写真は、長年使用されて古くなった屋根を葺き替えた工事の施工中に撮影したものです。


施工の流れや完成後の屋根は、施工事例でご紹介しています。




なぜ瓦の固定方法が強化されたの?


固定基準が見直された背景には、台風による屋根被害があります。


過去には、強風によって瓦がずれたり、脱落したりする被害が発生しました。


こうした被害を踏まえ、瓦屋根の耐風性を高めるために基準が見直されています。


台風などで瓦が飛んだり、ずれたりした屋根を見ると、「瓦屋根は風に弱いのでは?」と心配になることもあると思います。


現在の瓦屋根では、こうした被害を踏まえた固定方法が定められています。



瓦を固定していても、被害を完全に防げるわけではありません


現在の瓦屋根では瓦を適切に固定しますが、どのような台風でも絶対に被害が起こらないとは言い切れません。


建物の立地や屋根の形、風の強さ、瓦や下地の状態などによって、屋根が受ける影響は異なります。


また、長年使用している瓦屋根では、施工された時期によって固定方法が異なる場合もあります。


台風が心配な場合は、瓦の状態だけでなく、どのように固定されているかも確認することが大切です。



古い瓦屋根が気になる場合は点検を


長年使用している瓦屋根では、


「瓦がどのように固定されているか分からない」


「台風が来ても大丈夫か心配」


「瓦がずれているように見える」


といった不安を感じることもあると思います。


屋根の固定方法は地上から確認しにくく、ご自身で屋根に上るのも危険です。


瓦のずれや浮きが気になる場合や、長く点検していない場合は、専門業者に確認してもらいましょう。


瓦だけでなく、固定方法や下地など、屋根全体の状態を確認することが大切です。



瓦屋根についてお気軽にご相談ください


当店では、瓦の状態や固定方法、屋根全体の状態を確認したうえで、必要な工事をご案内しています。


瓦のずれや傷みが気になる場合や、台風に備えて屋根の状態を確認しておきたい場合は、お気軽にご相談ください。





参考資料

国土交通省「瓦の緊結方法に関する基準の解説①(昭和46年建設省告示第109号)」[国土交通省の資料へのリンク]

国土交通省「令和元年房総半島台風を踏まえた建築物の強風対策」[国土交通省のページへのリンク]




 お電話でのお問い合わせはこちら


0773-76-3219




株式会社 中道瓦店

京都府舞鶴市を中心に、京都府北部・福井県嶺南地区などで屋根瓦工事を承っています。

屋根の無料点検・無料見積もりも、お電話にてお気軽にご相談ください。



住所:〒624-0928 京都府舞鶴市竹屋136番地4

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定休日:日曜日(お盆、お正月は休業)  

 
 
 

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